HOME > 本(絵本) :このページの記事一覧
2009-08-30

絵本『ぶたばあちゃん』マーガレット・ワイルド(文),ロン・ブルックス(絵) を読んで


ぶたばあちゃんぶたばあちゃん
(あすなろ書房)
マーガレット・ワイルド(文),ロン・ブルックス(絵)
今村葦子(訳)

souiunogaii評価 

年老いて死が近づいたことを悟るぶたばあちゃんと、それを見守る孫娘の姿を描いた心あたたまるオーストラリアの絵本。
内容紹介
ぶたばあちゃんと孫むすめは、ふたりが知っている、いちばんいいやりかたで、さよならをいいあいました。
生きることと愛すること、あたえることと受けとること。かがやかしいこの世界の、よろこびをうたいあげた、やさしく、心あたたまる物語です。

本が好き!より献本。

子ども向けの絵本だけれど、大人が読んでもそこから学べることのある良い作品でした。2人で仲良く穏やかに暮らしてきた祖母と孫娘。
あるとき、祖母は自分の死期が近いことを悟り、最期の時を迎える準備を始める。
図書館に本を返し、銀行口座を解約し、……。
孫娘の方も、言葉には出さないけれども、別れの時が迫っていることを感じ取り、2人で過ごせる時間を大切にしようと懸命になっている姿が丁寧に描かれていて、胸が熱くなる。

優しい柔らかな温かい水彩画の絵がとても物語にぴったり合っていて、世界はこんなに美しいんだってことを教えてくれる。



×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。