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2008-07-03

『情報は1冊のノートにまとめなさい』奥野宣之 を読んで


情報は1冊のノートにまとめなさい (Nanaブックス)100円でつくる万能「情報整理ノート」奥野 宣之情報は1冊のノートにまとめなさい
100円でつくる万能「情報整理ノート」
(Nanaブックス)
奥野 宣之

souiunogaii評価 ハート4つ

内容紹介
何冊も使い分けているから、うまくいかない!
分類・整理しても使えなければ意味がない。実際に情報を使うための「一元化」管理術。誰でも今すぐできる!ローテク「知的生産術」

情報整理というと、分類・整理しなければならないと思っている人が多いかもしれませんが、実はその分類・整理こそが「続かない」「使えない」原因となっています。情報を実際に活用するには、情報を一箇所にまとめ、分けずに時系列に書き込んでいけばいいのです。そうすることで、すべての情報は必ずノートの中に「ある」ことになります。そして、パソコンを使った検索術を活用することで、情報は一発検索することができるようになります。
 情報は複雑に管理しても続かない、使えない。ちまたの情報整理術、手帳術、知的生産術の本を試してもうまくいかなかった人、ノウハウを学んでも実際には活用できていない人のために、「簡単に」「誰でも」「使える」「ローテク」の情報整理術を紹介します。


タイトルの通り、本書は“ノートの書き方”についてのさまざまな手法をまとめた一冊です。

ということで、私自身のこれまでのノートの書き方をちょっと振り返ってみると、中学、高校、大学、そして社会人になってから、とずいぶん変化(進化か)してきたのに気づきます。

まずは、中学のとき。もちろん英語、数学、理科…というように教科ごとにノートは使い分けていました。3色か4色くらいの色ペンを使って、カラフルなノートを作っていました。直線を引くときには定規を使っていたし。
今思い返してみると、あのころは何だか「ノートを作ること」自体を目的にしてしまっていたノートだったと思う。ある種の自己満足だ。たいへん実用性に乏しいものだった気がする。

高校生・浪人生のころになると、ノートの分類はさらに進みます。
例えば、「数学II」という一つの科目に、授業の板書用、問題集用、参考書用、などなど3〜4冊のノートを作っていました。
色ペンはあまり使わなくなり、黒のシャープペンと赤ペン、青ペンくらい。
ノートは消耗品という感じで、空白も広く、字も大きく、とにかく書いて書いて、大量のノートが日々たまっていっていた記憶があります。
(おそらく受験生のころが今までの人生の中で一番たくさん文字を書いていたと思う)

そして大学生。あまり勉強熱心な学生ではありませんでしたので、ノートをしっかり書くことはなくなりました。講義を聴くときは、ルーズリーフに書いていたし、レポートなんかはPCで作っていたし、あとはコピー用紙もよく使いました。

社会人になってからは、一冊のノート(B5)にとにかく仕事用のメモでも思いついたことでも何でも、とりあえず全部書くようになった。
使う筆記具は、学生時代のシャープペンからボールペンに変えました。
黒以外の色は、ほとんど使いません。

ということで、ノートの書き方って、時間とともに変化しながら、“自分なりのやり方”みたいなものを少しずつ確立していくものだと思うんです。

本書『情報は一冊のノートにまとめなさい』は、著者の奥野宣之さんが、経験を積み重ねながら洗練させてきて完成させた、「ノート術」を、誰にでも応用できる形にしてから紹介してくれている本です。
もくじ
一冊にまとめるほうが、結局うまくいく
第1章 複雑なのは続かない、使えない
第2章 情報を一元化する技術
第3章 予定と記録を一元化する「時間管理術」
第4章 ネタになる断片メモの「保存法」
第5章 メモを宝に変える「アイデア術」
第6章 分類せず一発検索する
あとがき

上手な使えるメモの取り方のテクニックから、日々消費しながら貯まっていく大量のノートの情報を管理する方法、さらにはPCと紙の情報を連結させる技術、などなど使えるものがいっぱい。
情報を効率よく管理して、それを活用し、優れたアイデアをどんどん生み出すための素晴らしい方法が、たくさん詰まっていて、どれもすぐにでもマネして自分のノートに取り入れたくなるような、感心するものばかりです。
一つひとつのワザは、写真やイラストや図表などを使って、実に分かりやすく説明されているし、著者自信が実践しているものばかりなので、説得力のあるリアルな文章で、「手帳術」などの同様の本が数ある中でも、本書は特にイイと思います。

私は、PCを使ったノートの索引作成術に最も大きな興味を持ちました。
その他にも、「コレは使えるじゃないか」と思えるものがいくつも見つかりました。
現在、システム手帳やPDAなんかで情報を管理している人、普通にメモ帳やノートに書いている人、その他どんな方法をとっている人にも、役に立つアイデアが必ず見つかると思います。
ぜひ、一読をおススメしたい一冊です。


「情報は一冊のノートにまとめなさい」スケジュールシートのダウンロード


2008-06-30

『人に教えたくない 出世する人の口癖』梅森浩一 を読んで


人に教えたくない 出世する人の口癖 (幻冬舎)梅森 浩一人に教えたくない 出世する人の口癖
(幻冬舎)
梅森 浩一

souiunogaii評価 ハート2つ

もくじ
01 仕事の進み具合を聞かれた時、「やっていません」ではなく
「〜つもりです」
02 頼む時、「お願いします」ではなく
「あなただけが頼りなんです」
03 催促する時、「どうなりましたか?」ではなく
「私にできることはありませんか?」
04 忘れられてしまった時、「お伝えしましたが」ではなく
「言葉足らずでごめんなさい!」
05 意見を仰ぐ時、「どう思います?」ではなく
「こういう理解でよろしいでしょうか?」
06 ミスを謝る時、「責任をとります」ではなく
「こんな方法を考えてみたのですが」
07 アレについて聞かれた時、「アレって?」ではなく
「〜の件なら……」
08 難題をもちかけられた時、「できません」ではなく
「考えさせてください」
09 話しかける時、「今、よろしいですか?」ではなく
「〜の件で五分ほど……」
10 あかるい部下になりたい時、「あいうえお」ではなく
「あえいうえおあ」
11 外回りから戻った上司に、「冷え込んできましたね」ではなく
「お疲れさまです」
12 上司の気持ちをつかみたい時、「ボクは好きです」ではなく
「ボクも好きです」
13 甘え上手になりたい時、「とてもお似合いですよ」ではなく
「可愛いですね。どこのですか?」
14 「ここだけのハナシ」に、「遅刻が多いです」ではなく
「こんなイイところがあります」
15 上司の思いつきに、「どうしてですか?」ではなく
「確認させてください」
16 意見を言う時、「生意気を言うようですが」ではなく
「間違っていたらごめんなさい」
17 細かい上司に、「こんなことまで報告するのですか?」ではなく
「報告が遅れてご迷惑かけました」
18 気まずい相談をする時、「晩ご飯いかがですか?」ではなく
「ランチいかがですか?」
19 休日出勤を断りたい時、「その日はちょっと…」ではなく
「軽井沢で披露宴が…」
20 意見を求められた時、「賛成しかねます」ではなく
「おっしゃる通りです」

若いサラリーマンが、上司とのコミュニケーションを円滑に行うために必要な会話・言葉遣いをまとまた本です。
具体的に20個の言い回しを取り上げて、それぞれについて3〜4ページ程で説明してくれています。
それぞれの項目は独立していて、どこからでもパッと読み始められます。
文章も簡潔で、非常に分かりやすい構成で書いてあり、とても読みやすいです。

著者は『「クビ!」論』の梅森浩一氏。
銀行での経験を経て、人事コンサルをされている方です。
2008-06-21

『1分間問題解決』K.ブランチャード を読んで


1分間問題解決 (ダイヤモンド社)目標と現実の「ギャップ」を埋める4つのステップK.ブランチャード, ジム・ロビンソン, ダナ・ロビンソン1分間問題解決
目標と現実の「ギャップ」を埋める4つのステップ
(ダイヤモンド社)
K.ブランチャード
ジム・ロビンソン
ダナ・ロビンソン

souiunogaii評価 ハート4つ

もくじ
まえがき 問題解決、それは誰もが喜ぶ、夢のような瞬間!
序文 問題解決の方法とは?
序章 根っこにある原因をつきとめよう
第1章 なぜ目標を達成できないのか 問題はどこにあるのだろうか
第2章 まず「何が必要なのか」を考える
第3章 もっと具体的なところに目を向けてみると…
第4章 解決策を当てはめてみる前に、やるべき大事なこと
第5章 本当に解決する必要がある問題なのか
第6章 「現状」と「あるべき姿」を見比べよう
第7章 違い(ギャップ)を見つけて撃退する!
第8章 何か重要なことを見落としていないか?
第9章 解決策に優先順位をつける
第10章 解決策を実行する
第11章 問題解決の4つのステップ
エピローグ 不景気でも、着実に利益を上げている優れた企業はある

小説風のストーリー仕立てで、問題解決の方法論を説明してくれる本。
これまでにも同様の本は何冊か読んできたけれど、本書は特に面白いと感じた。
問題解決のための論理の組み立て方が非常に緻密で、かつ登場人物たちのセリフがこれまた非常に生き生きとしていた。

ストーリーは、あるメーカーのコールセンターが抱える業務の様々な問題を解決するために、社長が2人の社員を選ぶ。
それがビルとサラだ。
2人は、一体どうすれば会社の問題を解決できるのか悩み、ある人物に相談する。マイクだ。
彼は、2人に、素晴らしいアドバイスを最適なタイミングで与えてくれる。

マイクが説明に使うのが、5枚のカード。それらには次の言葉が書かれている。
“もっと多く、よりよく、違ったふうに”とは、“こうあるべきだ”ということである。“あるべき姿”を求めよ!

現在私たちがしていることすべてが、“現状”である。
“現状”とは、ギャップがあるところである!“現状”を分析せよ!

安易に解決策に飛びついていないか?思いつきをうのみにしてはいけない!

原因をつきとめよ――さもないと、その原因のために身動きできなくなるだろう

間違った解決策は、何もしないより悪い場合がある。適切な解決さくをとれ。

ビルとサラが、苦しみながらも一つひとつ順に問題解決に近づいていく姿が、読んでいて応援したくなるし、その中でマイクの言葉は大切なことをしっかりと読者に伝えてくれる。
そして、ラストにはちょっとしたサプライズも用意されていて、小説として読んでもとても楽しめるようになっている。
問題解決の4つのステップ・GAPS戦略
1. Go for the "shoulds." (“あるべき姿”を求めよ)
2. Analyze the "is." (“現状”を分析せよ)
3. Pin down the caouses. (原因をつきとめよ)
4. Select the right solutions. (適切な解決策をとれ)
2008-06-21

『あなたのビジネス文書大丈夫ですか?』冨永敦子 を読んで


あなたのビジネス文書大丈夫ですか? (ローカス)冨永敦子あなたのビジネス文書大丈夫ですか?
(ローカス)
冨永敦子

souiunogaii評価 ハート1つ

もくじ
第1章 これだけは知っておきたい!ビジネス文書の基礎知識
第2章 情報を整理して箇条書きにまとめる
第3章 正しくわかりやすい文章表現のポイント
第4章 図や表を活用する
第5章 もはや常識!ビジネスメールのマナー
第6章 メール文章の5つのNG

例文をたくさん紹介しながら、イラストも交えて簡単にビジネス文書の基本を学べる本です。
文章を書くのが苦手な営業マンの秋田くんが、ビジネス文書の達人の長谷川さんに、順番にいろんなことを教えてもらいながら、だんだんと文書を書くのが上手になっていく、というストーリーになっています。
WordやExcelの使い方も一緒に紹介されているのも便利です。
2008-06-21

『サラリーマンの「生きる!」技術』辰巳渚 を読んで


サラリーマンの「生きる!」技術 (廣済堂)辰巳渚サラリーマンの「生きる!」技術
(廣済堂)
辰巳渚

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もくじ
第1章 仕事・職場編

第1条 働く人が一番えらいのだと自負する
第2条 「楽しく働きたい」を肯定する
第3条 年収を自分の価値だと思うのはやめる
第4条 「市場価値」を信じない
第5条 自分が払っている税金の額を確かめる
第6条 9時-5時を理想とする
第7条 メールチェックはほどほどにする
第8条 「やらなきゃいけないこと」リストを作る
第9条 うまいランチを食べる
第10条 インターネットは辞書として使う
第11条 自分のルーチンを作る
第12条 週に2日「しっかり働く!」体調にもっていく
第13条 企画書はなるべく短く
第14条 「売れるもの」ではなく「売りたい!」を重視する
第15条 「客観的なデータ」を信じない
第16条 相手の心をつかむ
第17条 組織のために働く
第18条 立身出世の意味を考える
第19条 趣味が仕事でよしとする
第20条 楽しそうに働く
第21条 「オフ宣言」をする
第22条 目的がなくても有休を取る
第2章 オフ・家庭編
第23条 家に仕事を持ち帰らない
第24条 自分専用の椅子を買う
第25条 ショッピングに出かける
第26条 自分で洋服を買ってみる
第27条 目的のないものを買ってみる
第28条 デパ地下で1品買ってみる
第29条 学生時代に読んだ小説を読んでみる
第30条 30年前の映画を見てみる
第31条 手を動かす
第32条 家事をする
第33条 料理をする
第34条 隣の旦那さんと顔見知りになる
第35条 子どもと「ふつうの話」をしてみる
第36条 「お盆」の行事をやってみる
第37条 「働くこと」について妻と語り合ってみる
第38条 「妻が働くこと」について語り合ってみる
第39条 今月の収支を書き出してみる
第40条 はやーい時間に寝てしまう
第3章 生き方編
第41条 「人生設計」はやめてみる
第42条 自分の「ウォンツ」を考える
第43条 「自己実現」で実現したいものはなにか、考えてみる
第44条 あせったらなにか行動する
第45条 大声で笑ってみる
第46条 きれなものを見てみる
第47条 グチを言わない
第48条 「オバサン化」していないか、チェックする
第49条 「女性向け」サイトを見てみる
第50条 子どもを追い出す
第51条 スローダウンを意識する
第52条 「夢」よりも先に、やるべきことをやりつづける
第53条 人生を予測可能性のバランスシートで考えてみる
第54条 「今日の天使」を探す
第55条 「幸せ」を具体的に列記してみる

タイトル通り、サラリーマンが素敵な生き方を実現するために必要な様々なことを、条文にして説明した本です。
イラスト入りだし、文章は易しく読みやすいし、条文になっているので、どのページからでも読み始められるのがいいです。
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