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2009-02-04

『面白い!と思わせる説明の技術』飯田英明 を読んで


面白い!と思わせる説明の技術 (日本経済新聞社)飯田 英明面白い!と思わせる説明の技術
(日本経済新聞社)
飯田英明



souiunogaii評価 星3つ

内容紹介
つまらない話は聞かれない。退屈な文書は読まれない。
すべてのビジネスに共通する重要能力「説明の技術」とは何か――。
相手の興味を引きつけ、伝えたい情報を確実に届け理解されるノウハウを事例満載で説く決定版。
もくじ
第1章 「伝える」ためには何が必要か
第2章 誰に対してなぜ説明するのか
第3章 説明に必要な材料の集め方
第4章 どんな順番で説明するか
第5章 取り上げる情報、取り上げない情報
第6章 では、まず資料を作ってみる
第7章 ビジュアル表現の6つのルール
第8章 プレゼン資料作成の実際
第9章 わかりやすい表現
第10章 話すための最低限のマナーは守ろう

プレゼンなんてカッコつけた言い方のものじゃなくたって、
人前で何かを発表したり説明したりする機会は、どんな業種職種にも必要なものだろう。
本書は、良いプレゼンのための方法論を、実践的に分りやすく解説したものだ。
主に、耳に訴える力と目に訴える力、この2つにポイントを置いて、
でも最終的には脳に訴える力にまで辿り着くことを目標にしている。

具体的な失敗例を題材に使って、どういう説明のしかたがNGで、
どういう説明がGOODなのかを、本当に明解に語ってくれている。
(説明術について書いた本なのだから、説明が読みやすいのは当然なのだが)

話の組み立て方、つなげ方などの話は、
あぁ、そうか。と思う点がたくさん見つけられたし、
資料(PowerPoint)の上手な作り方の話も、実際に役立てられそうなものがたくさんあった。

最後の第10章は、特に印象に残った。
1 資料を説明するのではなく、説明のために資料を使う
2 説明の主体は資料ではなく説明する人
3 話術巧みでなくても、メッセージは伝わる
4 話の「間」を大切にする

面白い!と思うかどうかはともかく、分ってもらう・納得してもらうように説明できる技術の大切さを感じる場面は毎日の仕事のいたるところにある。

こういう本をもっと早くに読んでいれば、という後悔をしても何も生まれないので、
大切だと思うところは何回も読み返して、そして実践していきたい。

【関連記事】
プレゼンの準備・練習のために、特に読んでおくべきと感じた4つの記事プラス1はてなブックマーク


2009-01-24

『最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』泉正人 を読んで


最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術(Discover)泉 正人最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
(Discover)
泉 正人



souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
5分で終わることに、1時間も2時間もかけていませんか?
「根性」も「能力」も不要。
自分の仕事に「仕組み」をつくるだけで、あなたの一日は驚くほど効率的になります!
もくじ
PART_1 「仕組み」があなたの仕事を変える
STAGE_01 なぜ「仕組み」が必要なのか
STAGE_02 「仕組み」が必要な仕事と、そうでない仕事
STAGE_03 自分の仕事に「仕組み」をつくる
STAGE_04 「仕組み」でチームを動かす
STAGE_05 続ける「仕組み」をつくる
STAGE_06 「仕組み」仕事術・3つの黄金ルール
PART_2 「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
STAGE_01 チェックシートを徹底活用しよう
STAGE_02 仕事の内容と手順をチェックシート化する
PART_3 あらゆるタスクを一元管理する
STAGE_01 データ管理の基本をおさえよう
STAGE_02 TODOリストを使って、あらゆるタスクを一元管理
STAGE_03 一日かかっていた仕事が2時間で終わる! 「考えない」仕事術
STAGE_04 メール処理に「仕組み」をつくる
STAGE_05 情報収集も「仕組み化」しよう
PART_4 「仕組み」で考える人はこうしている"7つの習慣"
終章 「仕組み」仕事術が目指すもの

著者の泉正人さんは、「フィナンシャルアカデミー」という、サイトだけ見るとちょっといかにもなアヤシイ感じの学校の代表をされている方だそうです。

フィナンシャルアカデミー

で、本書の内容はというと、一時期ちょっと流行った「仕組み」を語ったものです。
さらっと読めるし、そのわりに結構なるほどコレいいな、と思うものもいくつかありました。
2009-01-10

『レバレッジ・シンキング』本田直之 を読んで


レバレッジ・シンキング (東洋経済新報社)無限大の成果を生み出す4つの自己投資術本田直之レバレッジ・シンキング
無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
(東洋経済新報社)
本田直之

souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
話題書『レバレッジ・リーディング』の続編。
少ない労力で大きなリターンを得るため、労力(仕事)・時間・知識(勉強)・人脈に分けて自己投資術を説く。
労力・時間:成果=「1:1」から「1:∞」になる!
「努力するのに成果があがらない人」と「余裕を持ちながら大きな成果をあげる人」の違いはレバレッジの考え方にあった。
もくじ
第1章 常にレバレッジを意識せよ
第2章 労力のレバレッジ
第3章 時間のレバレッジ
第4章 知識のレバレッジ
第5章 人脈のレバレッジ

本田直之さんの本は始めて読みました。(雑誌なんかでは本田さんの文章を読んだことはありましたが)
あなたの考え方を根本的に変える必要があるのです。これがレバレッジ・シンキングで、その目指すところは、「労力」「時間」「知識」「人脈」にレバレッジ(てこの原理)をかけ、"Doing more with less"(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する。)を実現するというものです。

私自身はサラリーマン一年生ですが、気づくと指示されたことをその通りに期日までにこなしていくだけで精一杯になってしまっていることがよくあります。
あぁ、頭使っていないな、という感じになっているというか。

本書を読んで、うーんそうだよな、と思ったのは、自己投資・トレーニングに時間を十分に使うことの大切さみたいなもの。

会社の新人教育なんかでは、よく"OJT"なんて言葉が使われるけれど、On-the-Job TrainingのTの部分を意識することを、指導する側もされる側も忘れてしまっているように感じることが、けっこうよくあったりする。

本書は、そういう日常業務をただこなすだけで終わっている状態を、意識から変えるための方法を、「労力」「時間」「知識」「人脈」の4つの分野毎に、丁寧に説明してくれているものです。

1年の初めに読むには、気持ちを引き締めあらたなスタートを切るよいきっかけにもなり、とても良い本だと思いました。

レバレッジコンサルティング

本書の最後に、レバレッジのためのおススメ本リストがあったので、紹介しておきます。
【労力のレバレッジ】
『「続ける」技術』 (フォレスト出版)石田淳『「続ける」技術』 (フォレスト出版)石田淳

『「儲かる仕組み」をつくりなさい』 (河出書房新社)小山昇『「儲かる仕組み」をつくりなさい』 (河出書房新社)小山昇
『脳が冴える15の習慣』 (NHK新書)築山節『脳が冴える15の習慣』 (NHK新書)築山節

【時間のレバレッジ】
『時間の分子生物学』 (講談社現代新書)粂和彦『時間の分子生物学』 (講談社現代新書)粂和彦

『仕事ができる人の「段取り」の技術』 (東洋経済新報社)西野浩輝『仕事ができる人の「段取り」の技術』 (東洋経済新報社)西野浩輝

『レバレッジ時間術』 (幻冬舎新書)本田直之『レバレッジ時間術』 (幻冬舎新書)本田直之

【知識のレバレッジ】
『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』(ディスカバー21)勝間和代『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』(ディスカバー21)勝間和代

『アイデアをいただいてしまえ!』(ダイアモンド社)スチーブ・リブキン『アイデアをいただいてしまえ!』(ダイアモンド社)スチーブ・リブキン

『レバレッジ・リーディング』(東洋経済新報社)本田直之『レバレッジ・リーディング』(東洋経済新報社)本田直之

【人脈のレバレッジ】
『一生モノの人脈力』(ランダムハウス講談社)キース・フェラッジ『一生モノの人脈力』(ランダムハウス講談社)キース・フェラッジ

『ブランド人になれ!』(阪急コミュニケーションズ)トム・ピーターズ『ブランド人になれ!』(阪急コミュニケーションズ)トム・ピーターズ

『パーソナルブランディング』(東洋経済新報社)ピーター・モントヤ『パーソナルブランディング』(東洋経済新報社)ピーター・モントヤ
2008-12-06

『脳を活かす仕事術』茂木健一郎 を読んで


脳を活かす仕事術 (PHP研究所)茂木健一郎脳を活かす仕事術
(PHP研究所)
茂木健一郎


souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
脳は、生命を輝かすためにある!
頭で理解したことを実践するための58の仕事術!
 「わかってはいるのにできない」を実際の行動に変えて「できる!」に変える一冊!
もくじ
はじめに 卒業前に就職先が決まっていなかった大学院時代
第1章 脳の入力と出力のサイクルを回す
第2章 茂木式「脳の情報整理術」
第3章 身体を使って、脳を動かす
第4章 創造性は「経験×意欲+準備」で生まれる
第5章 出会いが、アイデアを具視化する
第6章 脳は「楽観主義」でちょうどいい
第7章 ダイナミックレンジが人生の幅を広げる
第8章 道なき場所に道を作るのが仕事である
おわりに 脳は何度でもやり直しがきく

茂木健一郎さんが、「わかる」と「できる」のギャップを埋めるための方法をテーマに、脳科学を使った様々な効果的な方法を具体的に説明した本です。

茂木さんによると、「わかる」と「できる」を両方できるようにするためには、
脳の中の"感覚系"を担当する部分と、"運動系"を担当する部分をバランスよく両方とも鍛える必要があるのだそうです。

で、茂木さんがこれまでの経験をもとに作り上げ実践している仕事術を紹介してくれるんですが、同時に、茂木さんがこれまでどういう風に研究者としての道を歩んできて、
どういう風に仕事に取り組んできたのか、などの話も語られています。
特に、なんでテレビに出るようになったのか、どうして本を書くようになったのか、
そのとき茂木さんは何を考えていたのか、みたいな話もあって、
「あぁ、茂木さんってそういう人なんだぁ」をたくさん感じることができます。
人間としてのより高い状態を目指すこと。そのために学習し続け、行動し続ける。それこそが「なりたい自分」になる唯一の方法なのです。そして、「なりたい自分」になった時、「感覚系学習」で思い描いていた憧れ、夢が、「運動系学習」によるアウトプットを通して、生命力が輝く理想の仕事として結実するのです。

テレビを見ていていつも思うのは、茂木さんは話すときとっても楽しそうだな、ってこと。
表情も、話し方も、とっても感じがイイ。

前作「脳を生かす勉強法」とセットで、ぜひ読んでおきたい一冊。

脳を活かす勉強法 (PHP研究所)茂木健一郎脳を活かす勉強法
(PHP研究所)
茂木健一郎


茂木健一郎 クオリア日記

ロフェッショナル仕事の流儀:NHK
2008-11-22

『できる人の資格勉強法』佐藤孝幸 を読んで


できる人の資格勉強法 (中経出版)佐藤孝幸できる人の資格勉強法
(中経出版)
佐藤孝幸


souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介(中経出版)
皆と同じことをやっていても差はつかない。常に先を見て、よりよい将来のために準備を進める必要がある。そのひとつが資格を取ること。
本書では、司法試験、米国公認会計士試験に「働きながら」「独学で」「一発合格」した著者が、「受かる」勉強法を伝授。
時間がない人のための「超」効率勉強法や、やる気を上げる方法、受かる人の生活習慣なども教える。「今さらなぜ資格が必要なの?」という疑問や、資格の選び方までアドバイス。
一見エリートの著者も、実は「首を切られるのではないか」という不安から資格取得を目指し、預金が底をついた時期もあったという。そこから生まれた勉強法は、共感できるものばかり。
大ヒット「できる人」シリーズの第4弾!

もくじ
プロローグ 働きながら独学で、私が難関資格に合格するまで
第1章 いま、なぜ資格なのか?
第2章 2年で難関資格「合格」をモノにした勉強法
第3章 無理なく勉強がつづけられる「好循環の法則」
第4章 時間がない人の勉強時間のつくり方
第5章 合格する人が実践している生活習慣とは?
第6章 不思議と「やる気」が復活する方法
第7章 「生き残れる資格」をどう見つけるか?

著者の佐藤孝幸さんの経歴を見て、まず圧倒される。
早稲田大(政経)卒で、外資系銀行に入行、
その後、独学で米国公認会計士(USCPA)試験に合格、アメリカの大手会計事務所に転職、
さらに、アメリカで働きながら独学で日本の司法試験の勉強をして、
帰国後に合格、弁護士になった、というものすごく優秀な方です。

そんな佐藤さんが、これまでに実践してきた資格勉強法を、普通のサラリーマンにも分かる言葉で、丁寧に解説してくれたのが本書です。

本書の中では、資格の勉強をする上での大切なポイントが3つ挙げられています。
それは、
1. 短期間(2年以内)の合格を目指すこと
2. お金をかけずに、独学で勉強すること
3. 時間を効率的に使い、働きながら勉強すること
です。
この3つのポイントを軸に、具体的な勉強法(参考書や問題集の選び方・使い方、勉強の進め方、時間の上手な使い方、など)を、順番にひとつずつ説明してくれています。
それぞれには、佐藤さん自身の経験談も随所におりこまれていて、
なるほど、と納得する話ばかりです。

非常に読みやすく、面白く、なによりためになる本です。

著者プロフィール:佐藤経営法律事務所 弁護士紹介
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