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内容紹介
腕の中の彼女のすべてを、受け止められると信じていた。
16歳――「永遠」の切なさを知る季節。
ダイ、ナオト、ジュン、テツロー――
あのベストセラー『4TEEN』(直木賞受賞)の少年たちが帰ってくる!
ぎこちない恋、初めての裏切り、仲間の死、少しだけリアルに感じられ始めた未来の自分……。
東京・月島を舞台に、16歳にしか訪れない一瞬の輝きを鮮やかに切り取った青春小説。
もくじ
おばけ長屋のばばあ / クラインの妖精 / ユウナの憂欝 / 携帯小説家に出会ったら / メトロガール / ウォーク・イン・ザ・プール / 秋の日のベンチ / 黒髪の魔女 / スイート・セクシー・シックスティーン / 16歳の別れ
『4TEEN フォーティーン』の続編です。
主人公の少年4人は16歳になっって、それぞれ別々の高校に通う1年生。
4人の成長を、1年間の季節の変化に乗せて描く、ザ・青春な物語だ。
中学生から高校生になって、少しだけ考え方が大人に近づき、自分の将来を意識し始めた彼らの成長ぶりが見られるのが、とっても面白い。
こいつらも大人になったな、と思う場面もあれば、逆に、こいつら全然変わらないな、と感じられる場面もあって、
いつまでたっても、バカな冗談を言い合いながら、しっかりと信頼と友情でつながっていられる仲間がいるって、とっても素敵なことだな、とこの4人をすごく羨ましく思ったりもする。
1つひとつの物語では、16歳ってことで女の子を女性として意識し始めた4人の心情が丁寧にリアルに描かれていて、
ああ、高校生の頃ってこうだったよな、なんて懐かしく思いながら読むことができて楽しかった。
ぼくたち四人と四台の自転車は、水音を背にして堤防のうえを軽やかに走りだした。対岸の街明かりが隅田川の水面で揺れている。
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