![]() | (集英社文庫) 池井戸潤 souiunogaii評価 ![]() |
内容紹介
きっかけはパワハラだった! 会社の業績を牽引する稼ぎ頭のトップセールスマンであるエリート課長・坂戸宣彦。彼を社内委員会に訴えたのは、歳上の部下で「居眠り八角」と呼ばれている万年係長・八角民夫だった。そして役員会が下した結論は、不可解な人事の発令だった。いったい二人の間に何があったのか。いったい今、会社で何が起きているのか。事態の収拾を命じられた原島は、親会社と取引先を巻き込んだ大掛かりな会社の秘密に迫る。決して明るみには出せない暗部が浮かび上がる。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語。日本の今、企業の正体をあぶり出す、大ベストセラーとなった衝撃のクライム・ノベル。
目次
第一話 居眠り八角
第二話 ねじ六奮闘記
第三話 コトブキ退社
第四話 経理屋稼業
第五話 社内政治家
第六話 偽ライオン
第七話 御前会議
第八話 最終議案
池井戸潤さんの作品は、ドラマはいろいろ見たことがあるが、原作小説を読むのはこれが初めて。
いや、面白かった!
働く人の姿を描いたリアルな物語、第一話から第八話まで、順番に目線を変えながら、登場人物一人一人の背景から丁寧に描写されていて、みんな悩みながらも戦っているんだなぁ、というのが読んでいて本当にぐっと心に響いた。
とくに、印象に残ったのは、浜本さんが社内のドーナツ売り場を設置するために奔走するところ。
簡単そうにみえる小さな社内改善でも、その裏には一生懸命に動き回っている人が必ずいるんだ、と。
そういう表に見えない頑張る人に、感謝を忘れてはいけないな、と。















