2008-05-08

『ハーバードからの贈り物』デイジー・ウェイドマン を読んで

ハーバードからの贈り物 (ランダムハウス講談社)デイジー・ウェイドマンハーバードからの贈り物
(ランダムハウス講談社)
デイジー・ウェイドマン


souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
この本は、ハーバード・ビジネススクールの教授陣の協力を得て生まれました。
卒業生のなかには、「恒例の最後の授業にこそ、ハーバードの精神が息づいている」と言う人も少なくありません。語られるメッセージは、エリートだけに向けられたものではなく、働きながら生きるすべての人びとに、励ましと戒めを与えてくれます。
この本は、たんに知識を与えて正解を示すことが教育ではなく、精神のあり方や物の見方を実感をもって伝えることこそが教育の本質であると、おしえてくれます。

本書で作家デビューをはたした著者のデイジー・ウェイドマンは、J・P・モルガンで4年間勤務した後にハーバード・ビジネススクールで学びMBAを取得した方だ。
彼女が学んだハーバード・ビジネススクールにはある伝統がある。
学期最後の授業で、教授たちが最後の数分間に語る、学生たちへのメッセージ。
教授自身の経験、成功談・失敗談、乗り越えた試練、などなど。
共通するテーマは、いかにより良い人生を築くか、だという。
それを聞き、感銘を受けた著者は、これを本にして学外の人にも読んでもらおうと思い、生まれたのが本書だそうです。
もくじ
転落から高みへ ジャイ・ジャイクマー
なぜ人はあなたのために働くのか ティモシー・バトラー
ラシュモア山での問い トーマス・J・デロング
剥製の鳥 ジェフリー・F・レイポート
自分らしくあれ リチャード・S・テッドロウ
黒か白か トーマス・K・マックロウ
まずい食事と真実 スティーブン・P・カウフマン
同窓会 デイビッド・E・ベル
完璧を求めるな ナンシー・F・ケーン
キャサリン・ヘップバーンと私 ロザベス・モス・カンター
サラの物語 H・ケント・ボウエン
今という瞬間を生きよ フランシス・X・フライ
レース ヘンリー・B・ライリング
誓い ニティン・ノーリア
自分を見失わないで キム・B・クラーク

そういえば、私も浪人生だったころ、通っていた予備校で、入試前の最後の授業で、ある講師が受験とは関係ない、まさに「より良い人生のために」みたいな話を聞いて、何ともいえない感動をおぼえた記憶がある。
普段ほとんど雑談をしないその化学の講師が、最後の授業で、学生への熱いメッセージを心から語ってくれるのを、私も目頭をあつくして聞いていた。
小学校から大学まで、先生と呼ぶ人の話はたくさん聞いてきたけれど、その中でもあんなに感動したのは、その予備校の化学の講師がダントツだった。

ハーバード、ビジネススクールという、世界でも有数のエリートが学ぶ場所での、教授からの最後の言葉。
卒業後、社会のリーダーたる人々に向けられたそのメッセージの中には、社会人1年生の私にも、生きていく・仕事をしていく上でのヒントになる話がいくつも見つかった。

Remember Who You Are (Harvard Business School Press)Daisy WaswmanRemember Who You Are
(Harvard Business School Press)
Daisy Waswman


この記事へのコメント
コメントを書く
Name:

URL:

Comment:

認証コード:


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。