2008-03-09

『デブになってしまった男の話』鈴木剛介 を読んで

デブになってしまった男の話 (求龍堂)鈴木剛介デブになってしまった男の話
(求龍堂)
鈴木剛介

souiunogaii評価 ハート2つ

内容紹介
モテモテのイケメンから、ある理由で101キロの見事なデブになってしまった大介。初めて味わうコンプレックスの重みに悩みながら、愛とは、優しさとは、本当の自分自身とは何かを真剣に考えてゆく。そんな中、彼に訪れた運命の出会いとは…。作者の実体験を元にした、切なくも元気をくれるラブストーリーをぜひご賞味下さい。

あっさりしていてスラスラ読める文章。非常に素直で分かりやすいストーリー。
物語の展開はとってもベタで、読みながら容易にラストが想像できてしまい、実際に想像通りの終わり方をしてくれる。

朝起きたら、自分の姿が変わっていて驚き嘆き悲しむ、という設定はカフカの『変身』なんかにも似ていて、面白い。
そこに至る経緯も、主人公の心の変化の様子も、それを読者に無理なく伝えるために作者がいろいろ工夫して努力して文章を書いたということが、多くの部分から読み取れる。
たまにはこういう小説もいいかな。
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