2008-02-29

『中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本』松本大 を読んで

中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本 (マキノ出版)「お金に困らない子」はこうして育つ!松本大中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本 (マキノ出版)
「お金に困らない子」はこうして育つ!
松本大

souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
知識ゼロから親子で学べるマネー入門。小・中学生7名が10万円から投資を体験。大人も「基本のキ」がわかる!
2006年初めに開催され、テレビや新聞、雑誌などで話題となった授業が待望の書籍化。内藤忍ら、カリスマ講師による「株のがっこう」がついに開校!

マネックス証券が、小中学生向けに開いた「株のがっこう」という講演会の内容から作られた本書は、株式投資について書かれた入門書だけれど、よくある初心者向けの“金儲けのためのテクニック本”のような本では決してない。
とても真面目に、正面から、株式投資とはこういうもので、投資家の姿勢はこうあるべきだ、という感じで書かれている。
もくじ
開校のあいさつ―明日を生きるための教養 松本大
第1部 株のがっこう
1時間目 知識ゼロから学ぶお金とルール 廣澤知子
2時間目 夢を実現するためのお金のふやし方 内藤忍
3時間目 株式投資は習うより慣れろ! 藤本誠之
第2部 小・中学生7名の初めての投資体験
閉校の辞―お金に対して謙虚になる―松本大

小中学生向けの話がベースになっているので、とても基本的なところ(株式会社のしくみなど)から始めて、実際の投資についての様々な情報まで、分かりやすくて読みやすい。
マクドナルドとモスを比較したりして、具体的な社名を挙げながら、企業の何処に目をつけるのかのポイント、どうやって投資する企業を選ぶのか、ということを説明してくれる。

第1部の文章で、太字になっているキーワードを挙げてみると、
配当金、株主総会、1単元、株主優待、証券取引所、株価チャート、年初来高値、業績予想修正、日経平均株価、上場、株式分割、長期投資、会社選び、分散投資、銘柄コード、売上高、利益、リスク、ファンドマネージャー、投資信託、投資家、ミニ株、手数料、損切り、口座、指値、成行、約定、寄付
となっている。

そして後半の第2部。これが面白い。
「株のがっこう」に参加した小中学生たちは、マネックス証券のモニターとして10万円からの3ヶ月間の株式投資に挑戦した。
その様子が、子供たち自身の目線から語られている。3ヶ月間の悩み喜び後悔の日々がリアルに伝わってくる。
ただ単に知っている会社の株を買うのではなく、子供なりに情報を集めながら考えているのには、自分が中学生だった頃を思うと、本当に感心してしまう。
四季報を読み、ニュースや新聞をしっかりとチェックして、頭を使って社会を見る小中学生たち、すごいなと思う。
親のコメントやプロのアドバイスもついている。

第2部の文章で太字になっているキーワードは、
資産評価額、買取請求、無配当、ノーロード、ジャスダック、BRICs、信託報酬、運用レポート、市場、ゴールデンクロス
など。

文章全体に、マネックス証券のPRのニオイがするのが少し気になるけれど、それでも株式投資についての正しい知識を一通り身に付けたいという人には、最初に読むのには結構良い本かなと思う。

マネックス「株のがっこう」レポート2006年1月6日@東京証券取引所 :マネックス証券


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