2007-11-09

『選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル』三浦博史・前田和男 を読んで

選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル
(ビジネス社)
三浦 博史, 前田 和男

souiunogaii評価 ハート2つ

選挙と世間の常識の落差。これぞ選挙の愉しみどころ。これを知れば選挙を2倍も3倍も楽しめる!?

本書は、2人の「選挙のプロ」の共著。
三浦博史氏は、主に自民党などの保守系の候補者の選挙のプランニングを、
前田和男氏は、主に民主党などの革新系の候補者の選挙のPR活動を、
それぞれ支えてきた方である。

2人は今年の春の都知事選で、三浦氏は石原陣営の選挙参謀、前田氏は浅野陣営の勝手連として、直接対決もしている。

選挙の際にはライバルとして闘った2人が、これまでの様々な選挙を振り返りながら、日本の選挙事情の裏側を語ってくれる。

選対本部の中枢にいる人間だから知っている、「裏側」。
候補者の名を明かしながらのリアルな話ばかりだ。
もくじ
I 選挙の常識、世間の非常識
II 勝てる選挙、負ける選挙
III 情報を制するものが選挙を制す
IV 選挙のトリビアンになる
V いまだから明かす都知事選の不都合な真実、好都合な現実

公選法というのは実に不思議な法律である。
選挙の常識というものと、世間一般の常識との間には、かなり大きな隔たりがあるようだ。
コレはOKだけれど、アレはNG。みたいな話が詳しくたくさん紹介されている。
私たちが知らないところで「えーっ?」みたいなことが、いっぱいあるみたいだ。

また、最近の選挙で重要視されているPR会社を使ったTVCMなどのイメージ戦略についても、詳しく語られている。
合衆国大統領選挙と、日本の総選挙でのTVCMを比較しながら、日米の広告戦略の違いを知ることができて面白い。

さらに、小泉郵政選挙、東京都知事選、宮崎県知事選での、候補者それぞれの様々な戦いを裏側から語ってくれるのも、面白い。

ポスター、ビラ、駅前での演説、選挙カー、電話、お金、組織票、有名人の応援、新聞の世論調査、後援会、ウグイス、などなど。
選挙には意外な事実がいっぱいだ。

タイトルの通り、「選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!」な一冊。


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