![]() | (新潮文庫) 石田 衣良 ![]() souiunogaii評価 |
内容紹介
東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない――。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。
中学2年の少年4人の物語。作者は石田衣良。
もうそれだけで、十分に面白そうな本だって期待できる。
もちろんその通りにとっても面白く、読み終わって気持ちのいい小説だった。
4人の中では、私はジュンが気に入った。
それはすごくきれいな腐った魚みたいだったのだ。
4人のそれぞれのキャラクターも、月島という町も、綺麗な部分・汚い部分がきちんと書かれているというか、リアルな感じ。
実際に月島に行ったこともなければ、そこに住んでる中学生の姿を見たこともないのに、「リアルだな」って感じさせる力がある。不思議だ。
ラストのジュンのセリフが、どっかで聞いたことのあるようなありきたりな言葉なんだけれど、それでも何だかとっても良い。
「今から何年かして、自分がだめになりそうになったら、今日のことを思い出すようにしよう。あのときすごくいいやつらが四人いた。自分だって人生の最高のときには、あのメンバーにはいれるくらい絶好調だったって。今の弱さや不安を忘れないようにしよう。そうしたらきっと……」
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