![]() | (小学館) 夏川草介 ![]() souiunogaii評価 ![]() |
書店でふと「神様のカルテ」の新刊が出たのを見つけて、そういえば、昔、1巻と2巻まで読んだけれど、
その後の続編は読んでいなかったな、というか3巻以降が出ていたのも知らなかった。
ということで、ひとまず未読だった3巻からを読んでみることに。
「神様のカルテ」PRページ」:小学館内容紹介
「私、栗原君には失望したのよ」
先輩医師の覚悟を知った一止まは
自らの姿に疑問を持ち始める。
そして、より良い医者となるために、
新たな決意をするのだった。
もくじ
プロローグ
第一話 夏祭り
第二話 秋時雨
第三話 冬銀河
第四話 大晦日
第五話 宴
エピローグ
3巻では、新たな医師として、「小幡奈美 先生」がとても重要な役割を持って登場する。
彼女の医師としての強い信念みたいなものによって、主人公の栗原先生のそれまでの考え方が動かされていき、
この後に進んでいく道を変えるきっかけをつくるまでを描いている。
もちろん、キャラクターの濃いレギュラー登場人物たちも健在で、
病院の医師や看護師のみんな、御嶽荘の住人たち、いきつけの居酒屋の主人など、ああ、こんな人たちいたなぁ、
と、2巻を読んだのがもう何年も前だったので、妙に懐かしい気持ちに。
特に印象に残ったのは、
小幡先生の厳しい言葉に心を揺さぶられた栗原先生が、御嶽荘に帰ってきてから、住人の屋久杉君と星空を眺めながら語る場面のこのセリフ。
「エドウィン・ハッブルって人は、二十世紀のガリレオなんすよ。ガリレオが、地球が宇宙の中心じゃないってことを発見したように、ハッブルは天の川銀河が唯一の銀河じゃないってことを証明したんす」
(中略)
「だって、まだまだ世界は広いってことっすよ。どんなに調べても、どんなに解き明かしても、その向こうにもっと大きな世界が広がっているんす。少しくらい必死になったって世界はそんなもんじゃ歯が立たたないって、ハッブルは証明したんす。それって最高にエキサイティングなことじゃないっすか?」
そして、小幡先生の熱い言葉もまた、印象に残った。
「医者っていう仕事はね、無知であることがすなわち悪なの。私はそういう覚悟で医者をやっているのよ」
「我々の仕事は常にゼロか百かのどちらかです」
読み終わったあとは、何故か、
インスタントコーヒー、リンゴ、日本酒、が欲しくなる(笑)
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