2011-04-17

『吉野北高校図書委員会3 トモダチと恋ゴコロ』山本渚 を読んで

吉野北高校図書委員会3 トモダチと恋ゴコロ(MF文庫 ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)吉野北高校図書委員会3
トモダチと恋ゴコロ
(MF文庫 ダヴィンチ)
山本渚


souiunogaii評価 


内容紹介
どうしよう。いまさら「好き」なんて……
藤枝、かずら、そして大地の関係に異変が!?
好きと友達の境界線は、どこ?

高校2年の秋、男友達の大地に彼女ができて、複雑な気持ちになっていたかずらに、藤枝はまっすぐな想いを向けてくれた。
あれから1年――
進路に悩みながら、かずらは、友達としてそばにいてくれる藤枝への、想いの変化に戸惑っていた。
一方、大地は、友人の小嶋がかずらを「好きだ」と言い出したのをきっかけに、かずらを女の子として意識しはじめて……。

すっかりファンになってしまった「吉野北高校図書委員会」シリーズの第3巻。

今回の主役は、かずら、藤枝、そして大地。

高校3年、受験生となって、自分の将来のことを真剣に、必死に考える中で、
自分の気持ちと向き合い、葛藤する彼らの姿が、とても眩しかった。

第1巻で、藤枝がかずらに告白した後、二人はトモダチとしてお互いを見てきたのだけれど、
それから進路のことを考えるなかで、次第に自分の本当の気持ちに気付かされ、
相手に対してどう接するべきかを懸命に考え、悩む。
そんなかずらと藤枝の姿は、もう、これぞ青春小説な感じで、
このシリーズ通しての魅力だと思う。


「ほなって、今更好きって……どうしようもないやん」
口に出してみると泣きそうになった。
去年の秋、藤枝を傷つけたのは私自身で……
(中略)
藤枝にとってはもう私はただの友達なのだ。
私の気持ちはどう考えてみても「今更」にしかならない。
こんな行き場のない気持ちは欲しくなかった。


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