2011-03-22

『ハル、ハル、ハル』古川日出男 を読んで

ハル、ハル、ハル (河出文庫)ハル、ハル、ハル
(河出文庫)
古川日出男


souiunogaii評価 

内容紹介
この物語は全部の物語の続編だ」
――親に捨てられ、行き場を失った少年と家出少女、リストラされた中年男。
世間からはみ出してしまった3人のハルが世界を疾走する。
乱暴で純粋な人間たちの圧倒的な"いま"を描き、話題沸騰となった著者代表作。
表題作に加え、「スローモーション」「8ドッグス」を収録。


「ハル、ハル、ハル」の世界は、次ような一文で始まる。
この物語はきみが読んできた全部の物語の続編だ。

読んでいる時の、あの感じ。
読み終えた後の、あの感じ。
とにかく、衝撃的だった。何もかもが。
"言葉"というものが生み出すチカラ、そういうものがこの物語から伝わってきた。
すごい。そう思った。

題名となっているハルとは、この物語の3人の登場人物だ。

親に捨てられた少年・春臣、13歳。
家でした女子高生・三葉瑠、16歳。
タクシー運転手の中年男・原田悟、41歳。

この3人の、奇妙なロード小説。

一つひとつのフレーズの選び方、つなぎ方がとても面白いし、
多様される太字の効果も、上手い。

冒頭からラストまで、全力疾走の感じが、読んでいてすごく快感。

古川日出男、癖になりそうな作家に出逢ってしまったと思う。

「文学はテロだ!そしてこの小説は、天才・古川日出男が仕掛けた恐るべき時限爆弾だ」
太田光(爆笑問題)


「とにかくこの作品が大好きです。読むとすごくテンションがあがって、トリップしちゃう感じ!」
成海璃子


『ハル、ハル、ハル』刊行記念特設サイト:河出書房新社

ハル、ハル、ハル [著]古川日出男 マジやばいっすよ、この小説は:asahi.com書評



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勢いはあるが・・・  :笑う学生の生活  2011-09-11
Excerpt: 小説「ハル、ハル、ハル」を読みました。 著者は 古川 日出男 「ハル ハル ハル」「スローモーション」「8ドッグズ」 3つの中編からなる 正直、この文体はダメだったなぁ 受けつけず・・・ 短い..
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