2010-08-22

『男と点と線』山崎ナオコーラ を読んで

男と点と線男と点と線
(新潮社)
山崎ナオコーラ


souiunogaii評価 


内容紹介
運命って、あるんだ――大人になるまで、わからないことがある。大人たちに捧ぐ恋愛・関係小説。
この一瞬にも、世界のどこかで、男女はくっつき、つながりあっている。クアラルンプール、パリ、上海、東京、NY、世界最南端の町で、68歳の老夫婦、22歳の女子大生と男友だち、32歳の会社員、17歳の高校生カップル、42歳の独身男性、28歳の小説家が、何かと誰かと出会う。若き鬼才が新しい世界に挑む、地球規模の発見の物語。
もくじ
慧眼
スカートのすそをふんで歩く女
邂逅
膨張する話
男と点と線
物語の完結

山崎ナオコーラさんの短編集です。

「慧眼」は、サラリーマンを引退してマレーシアに移住した夫婦のお話。
こんな年の取り方も、いいな、そう思った。

「スカートのすそをふんで歩く女」は大学4年の私が、同じサークルの男子3人と一緒に、パリに卒業旅行に行くお話。
山崎ナオコーラ作品にたびたび登場する、彼女自身をモデルにしたと感じさせるあの独特の雰囲気を持った主人公の女の子が、とてもイイ。

「邂逅」は、上海に出張したサラリーマンが出会ったある姉弟のお話。

「膨張する話」は、東京の高校生のカップルのお話。
二人の会話が、若くて瑞々しくて、イイ。

「男と点と線」は、ある母娘と一緒にニューヨークに旅行にいくことになったある男のお話。

「物語の完結」は、アルゼンチンへ旅行にいった女の子2人が、現地で日本人の男女と出会うお話。

世界各地を舞台に、様々な年齢の男女が物語をつむぎます。

旅行気分で読んでいただきたいです。

何と何と何、「セックスと嘘とビデオテープ」、「部屋とYシャツと私」のような題名の本を一度作ってみたかったので、
『男と点と線』という三つの言葉のタイトルにしました。


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