2010-05-30

『6TEEN シックスティーン』石田衣良 を読んで

6TEEN6TEEN シックスティーン
(新潮社)
石田衣良


souiunogaii評価 


内容紹介
腕の中の彼女のすべてを、受け止められると信じていた。
16歳――「永遠」の切なさを知る季節。

ダイ、ナオト、ジュン、テツロー――
あのベストセラー『4TEEN』(直木賞受賞)の少年たちが帰ってくる!
ぎこちない恋、初めての裏切り、仲間の死、少しだけリアルに感じられ始めた未来の自分……。
東京・月島を舞台に、16歳にしか訪れない一瞬の輝きを鮮やかに切り取った青春小説。
もくじ
おばけ長屋のばばあ / クラインの妖精 / ユウナの憂欝 / 携帯小説家に出会ったら / メトロガール / ウォーク・イン・ザ・プール / 秋の日のベンチ / 黒髪の魔女 / スイート・セクシー・シックスティーン / 16歳の別れ


『4TEEN フォーティーン』の続編です。
主人公の少年4人は16歳になっって、それぞれ別々の高校に通う1年生。
4人の成長を、1年間の季節の変化に乗せて描く、ザ・青春な物語だ。

中学生から高校生になって、少しだけ考え方が大人に近づき、自分の将来を意識し始めた彼らの成長ぶりが見られるのが、とっても面白い。

こいつらも大人になったな、と思う場面もあれば、逆に、こいつら全然変わらないな、と感じられる場面もあって、
いつまでたっても、バカな冗談を言い合いながら、しっかりと信頼と友情でつながっていられる仲間がいるって、とっても素敵なことだな、とこの4人をすごく羨ましく思ったりもする。

1つひとつの物語では、16歳ってことで女の子を女性として意識し始めた4人の心情が丁寧にリアルに描かれていて、
ああ、高校生の頃ってこうだったよな、なんて懐かしく思いながら読むことができて楽しかった。

ぼくたち四人と四台の自転車は、水音を背にして堤防のうえを軽やかに走りだした。対岸の街明かりが隅田川の水面で揺れている。



【関連記事】
『4TEEN フォーティーン』石田衣良 を読んで

4TEEN (新潮文庫)4TEEN フォーティーン
(新潮文庫)
石田衣良


souiunogaii評価 


この記事へのコメント
コメントを書く
Name:

URL:

Comment:

認証コード:


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。