![]() | (幻冬舎文庫) 吉田修一 ![]() souiunogaii評価 |
内容紹介
都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。
「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。
それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、"本当の自分"を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。
発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。
もくじ
杉本良介 21歳・H大学経済学部3年
現在、下北沢のメキシコ料理店でバイト中。
大垣内琴美 23歳・無職
現在、若手人気俳優「丸山友彦」と熱愛中。
相馬未来 24歳・イラストレーター兼雑貨屋店長
現在、人生を見つめて深酒中。
小窪サトル 18歳・自称「夜のお仕事」に勤務
現在、無駄な若さを切り売り中。
伊原直輝 28歳・インディペンデントの映画配給会社勤務
現在、第54回カンヌ映画祭パルムドールの行方を予想中。
吉田修一さんの作品を読むのはこれが初めて。
序盤から中盤までは、よくある若者たちの群像ドラマかと思って読み進めてたんだけど、ラストに用意された衝撃的な展開には、正直鳥肌がたった。
そして、絶妙に計算されて張られていた伏線に、やられた!と思った。
最後まで読み終わったあと、ラストを知ってからもう一度読んでみると全く違った世界が見える、そんな闇を上手く描いた作品だ。









