2009-10-11

『東京島』桐野夏生 を読んで

東京島東京島
(新潮社)
桐野夏生


souiunogaii評価 

内容紹介
あたしは必ず、脱出してみせる――。ノンストップ最新長篇!

32人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か? いつか脱出できるのか――。欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生!

『東京島』特設サイト:新潮社

『東京島』桐野夏生:[書評]asahi.com
衝撃作『東京島』の桐野夏生さんに聞く:MSN産経ニュース

無人島に漂流した人間たちのサバイバル物語。

41歳の清子は夫と2人でクルーザーで世界一周の旅の途中で不運にも無人島に漂着してしまう。
後に、日本人の若者たち、そして中国人の集団がその島に漂着。
彼らはその無人島に、トウキョウと名前をつけ、いつか日本に帰る日を夢見て集団生活を始める。

桐野夏生の独特の文体で、必死になった人間の腹黒さが生々しく描かれている。
生き残るために全力を尽くそうとする人間の強さを感じて、ただただそのすごさに圧倒されてしまう。

後半では、次々に予想外の事件が巻き起こって、もう最後まで一気に読んでしまう。
そして、見事な結末。さすがだなと思う。



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