2009-09-13

『シューカツ!』石田衣良 を読んで

シューカツ!シューカツ!
(文藝春秋)
石田衣良


souiunogaii評価 

内容紹介(文藝春秋)
マスコミに何としても就職するぞ!

元気で真面目な水越千晴は、鷲田大学3年生。このたび、学内の仲間たちと「シューカツ・プロジェクトチーム」を結成した。夢のマスコミ就職に向けて、目標は全員合格。
クールなリーダー・富塚圭、準ミスの佐々木恵理子、女性誌志望の犬山伸子、理論派のメガネ男子・倉本比呂氏、体育会柔道部の小柳真一郎、そしてナンパなテニスサークル副部長・菊田良弘。読めば誰もがもう1度就職活動をしたくなる(?)、ど真ん中の青春小説です。
もくじ
嵐のスタート
働くって、なに?
ワイドショーに、ようこそ
わたしに、エントリー
よろしく、先輩
シューカツ戦線、異状あり
エピローグ

久しぶりに読んだ石田衣良の作品は、大学生の就職活動のお話。
物語の舞台は数年前の「学生側の超売り手市場」と言われてい頃なので、今と比べると社会情勢は若干違うんだろうけれど、それでも現役の大学3年生が読んでも十分に共感できる部分がたくさんあると思う。

主人公の千春は、長野出身で都内の私立大学に通い、ファミレスでバイトしながら独り暮らしをする元気な明るい女の子。
そんな彼女が、倍率数百倍の出版社やテレビ局への就職を目指して、同じ大学の仲間たちと奮闘する。

物語は、大学3年生の春から始まる。
グループディスカッションの練習、テレビ局のインターン、エントリーシート合宿、OBOG訪問、そして筆記試験、一次面接、二次面接、……。
千春の就職活動の様子を、千春自身の目線で、季節の変化とともに描かれていく。

働くって何?みたいな漠然とした疑問を抱きながらも、少しずつ「私、この仕事がやりたい。この会社で働きたい」って気持ちを見つけて確かなものにしていく、そんな千春の姿が、とっても一生懸命で、読んでいる私も応援したくなる。
頑張れ!、て。

数々のアルバイトを経験し、転職を繰り返した後に、小説家として成功した石田衣良さんの書く物語だからこそ、伝わってくるメッセージには何だか確かな重みがある気がする。
「不安で心が折れそうになる、でも自分に負けたくない」
っていうのは、去年のマイナビのCMで使われてたフレーズだけれど、
この物語の主人公、千春にぴったりの言葉だと思う。

2011年の就職を目指して頑張る大学3年生の皆さんにも、ぜひおススメの小説です。

石田衣良『シューカツ!』特設サイト
マイナビ2011 - 学生向け就職情報サイト

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