2008-10-04

『新幹線ガール』徳渕真利子 を読んで

新幹線ガール新幹線ガール
(メディアファクトリー)
徳渕真利子


souiunogaii評価 ハート4つ

内容紹介
「働く人を励まして話題のベストセラー!」

2006年8月の朝日新聞「天声人語」で紹介された東海道新幹線パーサー・徳渕真利子さんが語る「パーサーという仕事」。アルバイトで始めた仕事なのに、ひたすらワゴンを押すうちに全400人パーサーで売上トップに立った秘密は、「ただひたすらに仕事を愛する」ことだった。JR東海全面協力で、初めて知る「職場としての新幹線」の魅力。

東海道新幹線の車内で、パーサーという仕事をしている、徳渕真利子さんが、自身の仕事について、真面目に一生懸命に語った本です。
もくじ
第1章 東京〜新大阪のお仕事

 天声人語 / ある日の私
第2章 パーサーになる!
 温かい、新幹線の思い出 / 憧れのホテル業界で / 運命の出会い
第3章 驚きの"パーサー心得"
 売り子さんはパーサーへ / 徹底!マナー指導 / ワゴンのルール / 初めてのワゴン / 檄が飛ぶ! / 初めての乗務
第4章 ワゴンの裏側で
 一番人気は自慢の… / 一期一会 / 職業上の悩み
第5章 大好き!新幹線
 のぞみ、ひかり、こだま。 / 新幹線ラブ / お客様には
第6章 フリーターから
 初めての壁 / 先輩たち / 正社員に?
第7章 売上げナンバーワン!
 「なんで私が!?」 / 徳渕流「接客のコツ」 / いま、「働くこと」
あとがき

学校を卒業後、ホテルに就職した彼女は、そこで理想と現実のギャップに直面し、悩み、辞めてしまいます。
その後、アルバイト情報誌で、新幹線パーサー募集の記事を見つけて、面接を受け、研修を受け、彼女は売上1位を達成する正社員パーサーになりました。

この本では、そんな徳渕さんが、天職とも言える仕事と出会い、学び、成長してきたその様子が、自身の言葉で、丁寧に語られています。

1984年生まれの彼女、この本を書いたのは23歳のとき。
今の私と比べてみると、若いときからなんてしっかりした考えを持っている方なんだと、もう感心しきりでした。

文章からは、彼女の明るさと、真面目さと、ひたむきさと、一生懸命さと、仕事に対する前向きさと向上心と、そして、周囲の人たち、先輩やお客様への温かい思いやりの気持ち、そういう、パーサーとして大切なこと、というか誰にとっても大切なことの一つひとつが、ひしひしと伝わってきます。
心の内面まで丁寧に描かれていて、読んでいると、本当に素敵な方だなと、そう感じます。

本書では、彼女が働いている姿を写真でも紹介しています。
そこからも、新幹線が大好きで、パーサーという仕事を愛している徳渕さんを知ることができます。

パーサーという仕事、業務や研修についてもかなり詳しく説明してくれていますので、将来この仕事に就きたいと考えている方には、非常に参考になる一冊だと思いますし、
また、他にも新幹線について「なるほど」と思うことがいくつも紹介されていて、
それを読むのも面白かった。

お客様に「良いサービスをしてもらった。新幹線に乗って良かった」と思っていただくチャンスはいつも一度しかない。そう思うとおのずと、一つひとつの出会いを大切にしようという気持ちが湧いてきます。
私自身が新幹線のことを大好きだからなおのこと、お客様にも新幹線を好きになっていただきたいのです。

とにかく、読んだ後には何とも清清しい気持ちになれる一冊です。
こんな素敵な本を書いてくれた、徳渕さんに感謝。

株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ

朝日新聞「天声人語」で卒業生の活躍が紹介されました:日本外国語専門学校

ローカル線ガールズ (メディアファクトリー)嶋田郁美ローカル線ガールズ
(メディアファクトリー)
嶋田郁美


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