2008-08-09

『頭痛のタネは新入社員』前川孝雄 を読んで

頭痛のタネは新入社員 (新潮新書)前川孝雄頭痛のタネは新入社員
(新潮新書)
前川孝雄


souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
えっ!? もう辞める? 「売り手市場」世代との接し方。

ネットと携帯を駆使してシューカツ戦線を勝ち抜き、第一志望の会社に入った――のに、突如機能停止してしまう新入社員たち。彼らはどういう“生き物”なのか? その生態と行動原理を徹底分析。「送信しっぱなしコミュニケーション」、「大人免疫力」の低下、「プラネタリウム型視点」……。全国から聞こえる悲鳴と衝突の実例を挙げながら、それでも一緒に働いていくために上司が仕掛けるべき十二の技を伝授する。

著者の前川孝雄氏は、リクルートで「就職ジャーナル」や「リクナビ」の編集長をされていた方だ。
新入社員と上司との間に起こっている様々な種類の問題を一つひとつその原因から分析し、それを解決するためには、上司は一体どうすればいいのか、を解説した本です。
もくじ
第1章 就職活動と「シューカツ」の違い
第2章 「お客様感覚」を満喫する学生たち
第3章 辞める新入社員、辞められる上司
第4章 若手を読み解く九つの鍵
第5章 一緒に働いていくための十二の技

さすがリクルートで働いていたときに、就職活動中の学生から人事・採用担当の側から、新入社員とそれを育てる上司、ともういろんな立場の人を観察して問題解決を考えてきた方だけあって、
学生がどんな風に就職活動を行い、入社してどういった考えの下に仕事をしていくのか、ということについては、多くの客観的データを交えて細かく分析を加えて、非常に緻密で論理的でかつ分かりやすい文章で、丁寧に説明してくれている。

2008年入社の新入社員である私も、自身のことに照らし合わせてみて、なるほどと思うものがたくさんあった。
非常にリアルに、新人の声を心を把握しているな、と感じた。

そして、上司が若者にどう向き合うべきか、という問題には、著者自身が実践してきたことと、著者がアンケートや研修や講演などで見聞きしてきた、悩める上司たちの声をもとに考え出された、様々な方法を提示している。

本書第5章で紹介されている方法をタイトルだけ記しておけば、
「オリジナル組織図」を描く
幹事もコピーも言いよう
憧れの「ヒーロー・ヒロイン社員」を創る
0.1段でも「階段」を上らせる
「ワークインライフ」発想に触れる
「お前はどうしたいの?」で話させる
二の矢は「それは、何のため?」
「プロフィール付き名簿」の作成
部内で遊びに出る機会を
座席レイアウトに注目
「職場内ぶらぶら散歩」の勧め
上司が仕事を楽しむ、言葉にする

という感じだ。

新入社員として、いろいろ参考になる一冊でした。


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