2010-01-12

第142回芥川賞・直木賞の候補作品


いつのまにか第142回芥川賞・直木賞の候補作品が発表されてましたね。

【第142回芥川賞候補作品】

犬はいつも足元にいて『犬はいつも足元にいて』(河出書房新社)大森兄弟
(第46回文藝賞受賞作)


ミート・ザ・ビート『ミート・ザ・ビート』(文藝春秋)羽田圭介

『ミート・ザ・ビート』羽田圭介 を読んで


ボーダー&レス『ボーダー&レス』(河出書房新社)藤代泉
(第46回文藝賞受賞作)

『ボーダー&レス』藤代泉 を読んで


ビッチマグネット『ビッチマグネット』(新潮社)舞城王太郎


老人賭博『老人賭博』(文藝春秋)松尾スズキ


【第142回直木賞候補作品】

鉄の骨『鉄の骨』(講談社)池井戸潤


廃墟に乞う『廃墟に乞う』(文藝春秋)佐々木譲


ほかならぬ人へ『ほかならぬ人へ』(祥伝社)白石一文


ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)辻村深月


花や散るらん『花や散るらん』(文藝春秋)葉室麟


球体の蛇『球体の蛇』(角川書店)道尾秀介

第142回芥川龍之介賞候補作品決定!:文藝春秋
第142回直木三十五賞候補作品決定!:文藝春秋

芥川賞候補5作、直木賞候補6作が決まる 14日に選考会:MSN産経ニュース(2010/01/05)



2010-01-09

『モサ』山崎ナオコーラ&荒井良二 を読んで


モサ (ダ・ヴィンチブックス)モサ
(メディアファクトリー)
山崎ナオコーラ(文), 荒井良二(絵)


souiunogaii評価 

内容紹介
ナオコーラ版ムーミン!とでも言うべき不思議で愛おしい物語

東京近郊・ニカイの町、カルガリ一家の長男モサは人間じゃないけど、人間たちや不思議な生き物たちと暮らしている。親友はハリネズミのハリだ。モサは、世界のすべてに抗い、世界のすべてを受け入れる。
個性的なキャラクターたち子どもでもたのしめて、大人でも心に響くストレートな物語心に残る詩みたいにキラキラした言葉たち荒井良二さんのキュートなイラストもポイント。


ニートのモサが、自分のやりたいことを見つけ、自分で生き方を選んでいく、素敵な物語。
リアルとファンタジーが織り交ざった不思議な世界。

微炭酸ホームページ (山崎ナオコーラが書いています)

荒井良二 Ryoji Arai 公式サイト

【関連記事】
『カツラ美容室別室』山崎ナオコーラ を読んで
『長い終わりが始まる』山崎ナオコーラ を読んで
2010-01-09

『温室デイズ』瀬尾まいこ を読んで


温室デイズ (角川文庫)温室デイズ
(角川文庫)
瀬尾まいこ


souiunogaii評価 

内容紹介
2人の少女が起こした小さな奇跡。心に滲みる、極上青春小説
みちると優子は中学3年生。2人が通う宮前中学校は崩壊が進んでいた。
校舎の窓は残らず割られ、不良たちの教師への暴力も日常茶飯事だ。
そんな中学からもあと半年で卒業という頃、ある出来事がきっかけで、優子は女子からいじめを受け始める。優子を守ろうとみちるは行動に出るが、今度はみちるがいじめの対象に。2人はそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとするが……。
2人の少女が起こした、小さな優しい奇跡の物語。


瀬尾まいこさんの作品を読むのは初めて。
『幸福な食卓』は映画は観たことがあるので、あの素敵な物語の原作者ってことで気になっていた作家さんの一人だった。

中学生のイジメ・不登校・非行を、二人の女の子(みちる、優子)のそれぞれの視点から交互に描く。

大人でも子供でもない、一生懸命に自分の居場所を探そうとする、中学生独特のあの感じが、瀬尾まいこさんの瑞々しい文章で綴られていて、一気に読んでしまった。

『温室デイズ』特設ページ:角川書店
2010-01-09

『カツラ美容室別室』山崎ナオコーラ を読んで


カツラ美容室別室カツラ美容室別室
(河出書房新社)
山崎ナオコーラ


souiunogaii評価 

内容紹介
こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う――
カツラをかぶる店長・桂孝蔵の美容院で出会った、淳之介とエリ、梅田さんたちの交流の行方は?
第138回芥川賞候補作。


この作品を読んで、山崎ナオコーラという作家の魅力にとりつかれてしまった人はとても多いのではと思う。
私もそんな人間の一人だから。
男女の間にも友情は湧く。湧かないと思っている人は友情をきれいなものだと思い過ぎている。友情というのは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。ドロリとしていて当然だ。恋愛っぽさや、面倒さを乗り越えて、友情は続く。走り出した友情は止まらない。

なんていうか、山崎ナオコーラさんの文章には強い力がある。
上手く表現できないが、グッと胸に響いてくるパワーがある。

そして、読み終わったあとのこの上ない爽やかな満足感がある。

微炭酸ホームページ (山崎ナオコーラが書いています)

作家の読書道 第90回 山崎ナオコーラさん:WEB本の雑誌
書評(斎藤美奈子) カツラ美容室別室:asahi.com
山崎ナオコーラ『カツラ美容室別室』:文学賞メッタ斬り!第138回芥川賞選考会

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