2009-01-26

プレゼンの準備・練習のために、特に読んでおくべきと感じた4つの記事プラス1


プレゼンハック
近々、仕事で大勢の人の前で発表する機会があるので、
自分用メモに、特に「あぁ、これ読んでおくといいな」って感じた記事をまとめておきます。

プレゼンハック 〜プレゼン改善のための10個の小技〜:IDEA*IDEAはてなブックマーク
百式流プレゼンハック。PowerPointの小技から、話し方まで。

惰翻 - プレゼンをイカす10のtips:404 Blog Not Foundはてなブックマーク
海外記事(10 Tips for a Killer Presentation)を小飼弾さんが訳したもの。

プレゼンテクニックまとめのまとめ+スギヤマメソッド:クライングドーベルマンはてなブックマーク
"まとめのまとめ"なので、知っておくべきことが一通り網羅されている。
そこから生み出された"スギヤマメソッド"は完成度が高い。

卒研発表を経験して気づいた、研究姿勢・プレゼン・質疑応答のコツまとめ:ミームの死骸を待ちながらはてなブックマーク
言い換え、練習、質問の対処の仕方など、大学の卒研発表用の話でも、結構ビジネスシーンに通じるものもある。


【追記】
さらにプラス1で、読んでおくべきと感じた記事。

私が考えるプレゼンを良いものにする「6つの誓い」:中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談はてなブックマーク


あと、会社の新人研修の「プレゼン実施のポイント」で学んだことを、資料を見返しながらまとめておく。
はじめに
あいさつ、お礼、終了時間の確認
話し方の基本
自分の言葉で、"ゆっくり・はっきり"、スピードにメリハリ、声の大きさ
焦らない、慌てない
沈黙・間違い・やり直しを恐れない
振る舞い
聞き手を見る(スクリーン、手元資料を見ながら話すのは×)、立ち位置
目線、手振り(ゆっくり大きく)、歩く、表情
質問と発問
復唱と回答後の確認、全員に発問、指名発問、リレー発問
おわりに
結論をもう一度、お礼

プロフェッショナルプレゼン。 相手の納得をつくるプレゼンテーションの戦い方。小沢 正光プロフェッショナルプレゼン。
相手の納得をつくるプレゼンテーションの戦い方。
(インプレスジャパン)
小沢 正光



2009-01-24

映画「ブラインドネス」の原作『白の闇』ジョゼ・サラマーゴ を読んで


白の闇 (新装版)ジョゼ・サラマーゴ(著), 雨沢泰(訳)白の闇 (新装版)
(NHK出版)
ジョゼ・サラマーゴ(著), 雨沢泰(訳)


souiunogaii評価 ハート5つ

感動しました。
とにかく読んで!この圧倒的な世界観を感じて欲しい。

内容紹介
1998年ノーベル文学賞受賞サラマーゴの最高傑作
わたしたちすべての目が見えなくなったら?

視界がまっ白になる病気。原因不明のまま、伝染病のように感染は広がってゆく。
政府はかつての精神病院を収容所にして、患者の隔離をはじめる。
そこでは、秩序が崩壊し、人間の本性がむきだしになってゆく。
阿鼻叫喚の世界。
やがて国中が目の見えなくなる病気に侵されて……。
圧倒的な空想力で描かれる現代の寓話。

2008年に映画「ブラインドネス」(フェルナンド・メイレレス監督)が公開されましたが、その原作小説が、この『白の闇』です。

物語を生み出したジョゼ・サラマーゴはポルトガルの作家で、この『白の闇』の成功がきっかけとなり、1998年ノーベル文学賞を受賞しています。
授章理由は「想像力、あわれみ、アイロニーに支えられた寓話によって、われわれがとらえにくい現実を描いた」です。

映画「ブランドネス」
映画「ブラインドネス」公式サイト

物語は、映画の予告編を観てもらえば分るように、原因不明の伝染病によって、すべての人が失明してしまう、というものです。

350ページ以上もある、大作です。
登場人物たちは名前を一切持たず、また会話文と地の文とを区別しない独特の文体、論理的かつ情緒的な描写、それらは私が今までにまったく読んだことのないスタイルで、
もうとにかく「すごい」と思うばかりでした。

読みながら、世界とは何か、生きるとは何か、人間とは、文明とは、心とは、と様々なことを深く深く考えさせられました。
しかし、同時に「早く先を読みたい、もっと」と感じさせるストーリーの強さもあります。

"人間"というものが持っている、最も汚い、醜い部分と、最も美しく、尊い部分を、これほどまでに印象的に描いた作品を、私は他に知りません。

こんな素晴らしい作品に出会えたこの事実に、とても感謝せずにはいられません。

とにかく、読んでください。
大げさかもしれませんが、この物語を知らずにいることは、何か大きな損失である気がしてなりません。

フェルナンド・メイレレスが見た白の闇:excite.ism
Blindness (Harvest Book)Jose Saramago (著), Giovanni Pontiero(訳)Blindness
(Harvest Book)
Jose Saramago (著), Giovanni Pontiero(訳)

2009-01-24

『最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』泉正人 を読んで


最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術(Discover)泉 正人最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
(Discover)
泉 正人



souiunogaii評価 ハート3つ

内容紹介
5分で終わることに、1時間も2時間もかけていませんか?
「根性」も「能力」も不要。
自分の仕事に「仕組み」をつくるだけで、あなたの一日は驚くほど効率的になります!
もくじ
PART_1 「仕組み」があなたの仕事を変える
STAGE_01 なぜ「仕組み」が必要なのか
STAGE_02 「仕組み」が必要な仕事と、そうでない仕事
STAGE_03 自分の仕事に「仕組み」をつくる
STAGE_04 「仕組み」でチームを動かす
STAGE_05 続ける「仕組み」をつくる
STAGE_06 「仕組み」仕事術・3つの黄金ルール
PART_2 「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
STAGE_01 チェックシートを徹底活用しよう
STAGE_02 仕事の内容と手順をチェックシート化する
PART_3 あらゆるタスクを一元管理する
STAGE_01 データ管理の基本をおさえよう
STAGE_02 TODOリストを使って、あらゆるタスクを一元管理
STAGE_03 一日かかっていた仕事が2時間で終わる! 「考えない」仕事術
STAGE_04 メール処理に「仕組み」をつくる
STAGE_05 情報収集も「仕組み化」しよう
PART_4 「仕組み」で考える人はこうしている"7つの習慣"
終章 「仕組み」仕事術が目指すもの

著者の泉正人さんは、「フィナンシャルアカデミー」という、サイトだけ見るとちょっといかにもなアヤシイ感じの学校の代表をされている方だそうです。

フィナンシャルアカデミー

で、本書の内容はというと、一時期ちょっと流行った「仕組み」を語ったものです。
さらっと読めるし、そのわりに結構なるほどコレいいな、と思うものもいくつかありました。
2009-01-17

本の虫、太田光がおススメ本を紹介。爆笑問題・太田光の『太田チョイス』:王様のブランチ(TBS)


「王様のブランチ」のbookコーナーで、爆笑問題の太田光がおススメ本を紹介する、「太田チョイス」をやっていたので、その5冊を太田コメントと一緒に。

春琴抄 (新潮文庫)谷崎潤一郎『春琴抄』(新潮文庫)谷崎潤一郎
「世界の文学の中でも上位。谷崎潤一郎作品では1番」
「谷崎潤一郎は美しいものが好きで、その谷崎の理想を描いた作品」
「純文学は教科書に載ってるイメージかもしれないけれど、作品が発表された
当時も今も大衆の文学であって、漫画のように気軽に楽しめる!」

『赤毛のアン』(西村書店)モンゴメリ(著), 西田佳子(訳), フェルナンデス・ジェイコブソン(絵)『赤毛のアン』(西村書店)モンゴメリ(著), 西田佳子(訳), フェルナンデス・ジェイコブソン(絵)
「想像しだすと止まらない、話しだすと止まらない、そんなアンの気持ちが僕はすごくよく分かる!」
「想像力って本当に素晴らしいものなんだ!」と『赤毛のアン』を片手に持ったまま太田さんは熱弁。
「大学生の時に何気なく手に取り、読んだ。これは僕の人生の書です。」

『雪』(藤原書店)オルハン・パムク『雪』(藤原書店)オルハン・パムク
「ざっくり言うとトルコを舞台にした恋愛小説」
「小難しい印象を受けるかもしれないけど、恋愛を織り交ぜて書いてあるので大丈夫」

『ウォッチメイカー』(文藝春秋)ジェフリー・ディーバー『ウォッチメイカー』(文藝春秋)ジェフリー・ディーバー
“松田チョイス”で紹介された本はたいてい購入している太田さんの、2008年のBEST OF“松田チョイス”。
「これはね、参った!」

『だから言わんこっちゃない―崖っぷち会社信徒逆襲の手引き』(小学館)爆笑問題『だから言わんこっちゃない―崖っぷち会社信徒逆襲の手引き』(小学館)爆笑問題
「(傑作と一緒に)こんな本紹介したくない!」


王様のブランチ/Book (2009/1/17):TBS

【関連記事】
爆笑問題の太田光がおススメ本を紹介。『太田光が選ぶ松田チョイスBEST3』:王様のブランチ(TBS)
『盲目物語・春琴抄』谷崎潤一郎 を読んで
2009-01-17

『僕の好きな人が、よく眠れますように』中村航 を読んで


僕の好きな人が、よく眠れますように(角川書店)中村航僕の好きな人が、よく眠れますように
(角川書店)
中村航


souiunogaii評価 ハート5つ

内容紹介
「こんなに人を好きになったことはありますか?」
僕の大学院にやって来た、魅力的な彼女。僕はひと目で恋に落ちた。
だが、ふたりには恋が許されない理由があった・・・。
今年最高のラブ・ストーリー!

先日読んだ、『絶対、最強の恋のうた』で、すっかり中村航のファンになてしまった私ですが、
今回読んだ『僕の好きな人が、よく眠れますように』も、とても良かったです。
素敵な恋愛物語でした。

『絶対、最強の恋のうた』のアナザーストーリーみたいな感じで、あの木戸さんも登場します。
あらすじ
東京の理系大学で生態分析研究を続ける大学院生の僕の研究室に、北海道からゲスト研究員が入ってきた。名前は斉藤恵。僕はひと目で恋に落ちた。日夜研究を続けて一緒に過ごすうちに、二人の距離は徐々に縮まっていく。だが、ふたりにはけっして恋が許されない理由があった……。

というように、主人公の「僕」は、北海道に夫を残して、1年間という期間限定で東京に来た「めぐ」に、ほとんど出会ったその瞬間に恋をしてしまいます。
そしてまた、「めぐ」も「僕」のことを好きになってしまいます。
「ところであれですね、斉藤恵って素敵な名前ですね」
「えー」と、彼女は不満そうな声をあげる。
「どこがいいんですか?」
「言いやすいし、何かシブい」
「でもですね、前の名字のほうが、ずっといいんですよ」
「前の名字?」
「はい」

始まった恋は指数関数的にどんどん加速していく。
もうただひたすらに、二人は互いへの「好き」という気持ちを強くしていくだけ。
もっと、ずっと、果てしなく、限りなく、二人の愛は深く確かなものになっていきます。
しかし、それでも彼女には夫がいる。
その事実は、決して忘れることのできない、決して消すことのできない、確かな障害として現実に存在していて、
だからこそ、この二人の物語はとても切なくて、とても美しい。
言葉にするのが怖くて、彼女の夫のこととか全然訊けなかった。考えると苦しくて、胸がぺしゃんこになるきがした。

そして、そして、忘れてはいけないのが、木戸さん。
「僕」がバイト先で出会った、木戸さんという人のキャラクターが、実にイイ。
『絶対、最強の恋のうた』でも、そのカリスマ的なカッコよさに魅了されてしまったが、本作でもそのカッコよさは変わらない。
「僕」は木戸さんのアパートで、すき焼きを一緒に食べ、イカをつまみにウィスキーを飲む。
木戸さんはギターを弾き、「僕」は彼女の話をする。

木戸語録と呼ばれる、木戸さんの言葉が、とにかくイイ。

「数学の世界だったら、永遠に近付き続ける線を簡単に定義できるだろうよ。宇宙の果てまで行っても、決して交わることのない2つの曲線は、それでも永遠に近付き続けるんだ。だけどよ、残念ながらそんなものは、この世にはねえ」

「この世には、マグレと気まぐれしかねえんだよ」

中村航さんの書く文章を、私は大好きだ。
この、日常にありふれていそうな何でもないことが、実はとてもかけがえのないもので、そのことに気づいた幸運な人にとっては、世界はどこまでもキラキラしたものであふれている。
そんなことを感じさせてくれる。
以前書いたかもしれませんが、中村航の魅力は、
日常の出来事を宝石みたいに輝かせる「伸びやかさな突飛さ」の表現力にあると思っています。

↑で、コガさんも書かれていますが、まさの私もその通りだと感じます。

『絶対、最強の恋のうた』とセットでぜひ読んで欲しい、特別おススメの一冊です。


僕の好きな人が、よく眠れますように

『僕の好きな人が、よく眠れますように』特設サイト:角川書店

中村航 公式サイト はてなブックマーク

中村航 特別インタビュー「カップルに真似されたらうれしい」:毎日jp(2008/12/4)

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