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『美しい時間 冬の花火』村上龍 を読んで[2007-10-07]

2007-10-07

『美しい時間 冬の花火』村上龍 を読んで


美しい時間 (KKベストセラーズ) 村上 龍, 小池 真理子美しい時間
(KKベストセラーズ)
村上 龍
小池 真理子

souiunogaii評価 ハート2つ

花火が打ち上げられるたびに、妻の肩が震えるのが伝わってくる。冬の空気の冷たさがわたしたちの身体と心の輪郭をくっきりと際立たせている?。温かな眼差しで豊かな人生の味わいと愛の深奥を描いた、極上のラヴ&ロマン

セレブの世界というか、優雅な、どこまでも優雅な小説。

村上龍は、テレビ東京の「カンブリア宮殿」で、ゲストとして登場する企業の社長たちに、毎回同じ質問をする。
その質問は、
「成功した人生、というのを定義するのは難しいですが、これだけは外せないという条件を一つ教えてください」
というものだ。

父の残してくれた財産によって、お金には不自由ない生活を送りながら、高級ステッキ店を営む主人公。
ある日、知人の投資会社社長がモナコで1億円をカジノで勝って手に入れながら自殺した、というニュースを見る。

豊かで、平穏で、成功者といえる人生。

はたして成功した人生とは何なのかを考えさせられる。

花火の写真が、良い。

レストランでの食事のシーンが、良い。
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