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『できるビジネスマン偽装講座』内藤誼人 を読んで[2008-03-10]
『何故あの会社はメディアで紹介されるのか?』西江肇司 を読んで[2008-01-11]
『ちょいデキ!』青野慶久 を読んで[2007-12-19]

2008-03-10

『できるビジネスマン偽装講座』内藤誼人 を読んで


できるビジネスマン偽装講座 (ソフトバンクパブリッシング)内藤誼人できるビジネスマン偽装講座
(ソフトバンクパブリッシング)
内藤誼人


souiunogaii評価 ハート1つ

内容紹介
ちょっとした裏技で「仕事ができる(ように見える)人」になれる!
「パワーシリーズ」の内藤誼人氏がユーモア満載で紹介するカンタン「できるビジネスマン」マニュアル。この一冊で、周囲のあなたを見る目がみるみる変わる(かもしれない)…。
もくじ
本書を読む前に
第1章 仕事ができる(っぽい)人になる心構え
第2章 仕事ができる(っぽい)対人関係
第3章 仕事ができる(っぽい)コミュニケーション
第4章 仕事ができる(っぽい)トラブル処理
第5章 仕事ができる(っぽい)人の「小技」
第6章 仕事力(のようなもの)を高めるシュミレーション
あとがき

冗談のような、ちょっとふざけた感じの、ユニークな文章に思わずクスッと笑ってしまう。
真剣なビジネス処世術の本とはまるで違う。ああ、こういうのもありかなと。
いや、大変に楽しく読ませてもらった。
2008-01-11

『何故あの会社はメディアで紹介されるのか?』西江肇司 を読んで


何故あの会社はメディアで紹介されるのか? (アメーバブックス新社)PR最強集団のTOPが教える55の法則西江 肇司何故あの会社はメディアで紹介されるのか?
PR最強集団のTOPが教える55の法則
(アメーバブックス新社)
西江 肇司

souiunogaii評価 ハート2つ

内容紹介
同業界で同じ位の売上げ規模の会社であっても、メディアに頻繁に紹介される会社とそうでない会社がある。その差はどこからきているのか?
新進PR会社のTOPが、メディアにのるコツを教える。
本書では、PR最前線を55の法則に集約し、ケーススタディを紹介しながら、PRに初めて取り組む人にもわかりやすく解説。

私たちは日々、テレビのニュース・情報番組や雑誌などで様々な新商品や新サービスが数多く取り上げられているのを目にしている。
企業が新商品を発売して、それがテレビ番組で紹介されるまでには、私たちの知らなかったところで動いている人たちがいるのだという。
PR会社。メディアと企業との間に立ち、両者を上手につなげる役割を担う会社がそれだ。

本書の著者である西江肇司氏は、そんなPR会社の1つであるベクトルのCEOだ。
もくじ
序章 メディアに紹介されるには
第1章 これがPR最前線だ!―世の中の至るところに、PRは仕掛けられている
第2章 メディアの本質を知る14の法則―PRのプロになるための「基礎の基礎」
第3章 メディアを動かす17の法則―ポイントは「PR素材の開発」にあり
第4章 ストーリー&絵づくり9の法則―メディア好みの演出を準備しておくために
第5章 PRの近未来図―ベクトルが取り組む新手法

例えば、テレ東の「ワールド・ビジネス・サテライト」を見ていると、いろいろな企業が紹介されている。
新商品だったり、新サービスだったり、ユニークな社内制度だったり、社長や社員といった人物だったり、テーマは何でもありだ。

また、就職活動をしていたときには、雑誌「就職ジャーナル」を読んでいたけど、そこにも、もちろん数多くの企業が載っていた。
その記事を読んで初めて社名を知った企業や、記事の内容がきっかけで興味を持った企業は少なくなかった。

著者は、これからの時代は企業はPR活動に尽力すべきだと言っている。
テレビCMを巨額のお金をかけてつくり宣伝をするのではなく、テレビ番組の中の1コーナー、雑誌の1記事として紹介してもらうことを目指し、そのための戦略を考えて実行する。
旧来の広告会社のやり方とは異なる、何だかPRというのは実に面白い世界のようだ。

PR会社の社員たちは、日々どんな仕事をどんな意識でしているのか。
それを、自身の経験を交え、また国内外の企業の数多くのPR成功例など具体的なエピソードをたくさん交え、実に分かりやすく語ってくれる。
第1章から第4章までは、リアルメディアの話。
第5章はインターネットの話。

本書を読み終わった後は、ニュース・情報番組や雑誌の見方が変わってくると思う。

PR業界への就職を目指す学生さんには、ぜひおすすめの1冊。

巻末のPRケーススタディ100という、成功した有名なPR実例の一覧も面白い。
その後、PRの裾野はどんどん拡大し、情報を取り扱うメディアの数もそこを流れる情報量も膨大に増えた。さらにはインターネットという新たなメディアの出現で構造が変化し、企業はさらに真剣にPRに向き合うようになっているといえるだろう。メディアに対してどうつきあい、どうやって自分たちの情報を発信していくべきかを真剣に考える必要が出てきたのだ。


何故あの会社はメディアで紹介されるのか?
Amazonで購入
書評/ビジネス
2007-12-19

『ちょいデキ!』青野慶久 を読んで


ちょいデキ! (文春新書)青野 慶久ちょいデキ!
(文春新書)
青野 慶久


souiunogaii評価 ハート4つ

“北斗神拳”など、とうていあやつれない私が、企業をなんとか引っ張っているのはなぜだろうと考えたとき、もっと簡単な技を駆使している自分に気づきました。それは、“北斗神拳”と対照的な、誰でもいつでも簡単に取り組める“太極拳”というたとえがぴったりなものです。
その仕事術のひとつひとつを見てみると、たいして効果は大きくないかも知れないけれど、誰もがちょっとデキる人になれるもの。これをこの本では「ちょいデキ」と名づけました。
この本に載っている技に、あっと驚くものはありません。しかしながら、意外とできていないことがあるかもしれません。「ほほぅ、そういうやり方もあるか」と、気軽に読んでいただけたら幸いです。
はじめに より

仕事がデキる人という意味の「デキ」という語には、実現できれば最高だろうけれど、でも自分にはちょっとできそうにないな、という感じのイメージがすぐ浮かんでしまって、ちょっと凡人にはまぶしすぎる。
そんな「デキ」に、「ちょい」という接頭語をつけるだけで、こんなにもやわらかく親しみのある語に変わって感じられる。
「ちょいデキ!」とは何ともセンスの良いタイトルをつけたものだ。

著者の青野慶久氏は、IT企業サイボウズの社長だ。
大学卒業後、松下電工に入社、社内ベンチャー制度を使って仲間と会社を作り、その後、独立しサイボウズを設立、会社を東証一部に上場させ、現在は同社の社長、
なんて略歴だけを見ると、なんだやっぱりこの人も私たち凡人とはDNAから違うスーパーマンなのかと思ってしまうが、実はそうではない。
著者のモットーは、あくまでも自分に実行可能な範囲で頑張ることを続けていく「ちょいデキ」なのだ。
もくじ
はじめに―“北斗神拳”より“太極拳”
第1章 大企業に溶け込めず、起業へ
第2章 こんな私でもなんとかやってます
第3章 Q&A 基礎編
第4章 Q&A 役に立つ実践編
第5章 Q&A ビジネス情報収集術編
第6章 Q&A 健康管理編
第7章 では、現場へ「行ってらっしゃい!」
あとがき

第1章と第2章では、著者自身の学生時代からサイボウズ設立までのおおまかな流れが語られる。
ここで、あぁ、この人は本当にスーパーマンなんかじゃないんだと、普通の人が工夫した努力を積み重ねた結果、成功したんだ、と確認することができる。

そして第3章から第6章にかけて、数々の「ちょいデキ」仕事術が紹介される。
一つひとつは、2〜3ページと短くまとめられていて、とても読みやすい。
サラリーマン向けのもの(上司と部下の付き合い方、プレゼン、メール、英語)にとどまらず、日常生活(読書術、健康管理、新聞の読み方)に関連したもの、就職活動中の学生にも役立つ知識(面接、話し方)、そして自己啓発(モチベーション、やりたいこと、失敗)のようなもの、などなど幅広い。
順番に読んでいっても良いし、もくじを見て興味あるものからランダムに読んでも良い。忘れた頃にまた読み返しやすいのが良い。

私が面白いなと思ったのは、『ハウルの動く城』の原作本(Howl's Moving Castle)や、『チャーリーとチョコレート工場』の原作本(Charlie and the Chocolate Factory)を読みながら楽しんで英語を身につけるというもの。なるほど。

ラストの第7章では、ザイボウズで実践されているマーケティング7ヵ条なるものが紹介されている。これも興味深い。

本書に書かれていることは、一つひとつは誰にもやれる、決して難しくないことばかりなんだけど、そしてそれらは裏技的なものではなく、ごく普通のことなんだけど、それすらもやっていないから凡人の域から抜け出せないのかな、と。

「ちょいデキ」ごく普通にできることを、確実に、まじめに、毎日続けて、積み重ねていくことで、著者のような光るものを持った魅力ある人になれるんだと、本書は著者自身の経験を持って教えてくれました。
イチロー選手は、こう言いました。「小さなことを積み上げていくことが、とんでもないところに到達する唯一の方法だ」と。
もしかすると、あせらずに「ちょいデキ」を積み重ねていけば、私のような人間でも「スーパーデキ」になれる日が来るかもしれません。そう考えると、今、目の前にある問題を、ひとつひとつ大切に解決していきたいと、心からそう思えるのです。
あとがき より

渡邉美樹社長や三木谷浩史社長の本にはちょっと手が出せないという人におすすめの一冊。

最後に、著者の青野氏の「若いビジネスマンに薦める5冊」を。
部下の哲学 (PHP文庫)成功するビジネスマン20の要諦江口 克彦
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成功するビジネスマン20の要諦
江口 克彦

成功の法則 (PHP文庫)松下幸之助はなぜ成功したのか江口 克彦
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論理アタマのつくり方 (すばる舎)思考回路をクリアにする小西 卓三
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コトラーのマーケティング入門 (ピアソンエデュケーション)フィリップ コトラー, ゲイリー アームストロング (著), 月谷 真紀, 恩蔵 直人(訳)
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フィリップ コトラー, ゲイリー アームストロング (著)
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ビジョナリー・カンパニー 2飛躍の法則 (日経BP社)ジェームズ・C. コリンズ(著), 山岡 洋一(訳)
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サイボウズ青野の3日ボウズ日記

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