
人生を変えた5つのメール (祥伝社)
ビジネスマンとして成長するための大切なヒント
濱田 秀彦

本が好き!から献本いただきました。
サブタイトルに「ビジネスマンとして成長するための大切なヒント」とあるように、全ての社会人1年生に、ぜひともおススメしたい1冊です。
内容紹介
突然、着信した「誰か」からの不思議なメール
人材育成のプロが贈る「心が強くなる」物語
伸び悩む若手ビジネスマン「浩平」が発信者不明の謎のメールに答えながら成長していくちょっと不思議な物語です。若手ビジネスマン向けに書いたのですが、中堅、ベテランのビジネスパーソンも「忘れていたことを思い出せた」、「懐かしい感じがする」と楽しめて共感できるようです。また、主人公が通うJAZZ バーに流れる曲には、簡単な解説がついています。これからJAZZを聞いてみたいという人には参考になるでしょう。
私はこの4月に社会人デビューをし、今は新人研修を受けている真っ最中です。
そんな私にとって、この本『人生を変えた5つのメール』の内容は、全てが新鮮で、感心する点ばかりで、思わず主人公に共感する場面もたくさんあって、また同時に読者である私自身への(つまり社会人への)メッセージを感じさせる構成にもなっていて、もう読んでいる時間が非常に楽しくって、たいへんに満足できた1冊でした。
こんな素敵な本に出会ったのは、正直久しぶりです。
もくじ
プロローグ
キャリア開発とは何をすることか?
人に仕事を頼むとき、大切なことは何か?
叱られたとき、最後に言う言葉は何か?
自分の意見を言うのに必要なことは何か?
出口が見つからないときは、どうすればよいか?
エピローグ
著者は、濱田秀彦氏。企業内教育システムコンサルタント、キャリアコンサルタントだそうです。
本書は、主人公を一人称にした小説風の文章で構成されているので、非常に軽快なテンポで読みすすめることができます。
物語自体も、読み物として結構楽しめる内容になっていると思います。
物語の中に、著者の主張をエッセンスとして散りばめた、こういった感じのビジネス書は、私は個人的に好きなほうです。
主人公は、社会人3年目の営業マン。仕事は一通り覚えたけれども、成績はいまいち。やる気もなかなか出ない。というちょっとダメなサラリーマンだ。
そんな彼が、ある日ケータイに送られてきた謎のメールの質問に返信しながら、少しずつゆっくりと、でも確実に着実に成長していくドラマ。
人がだんだんとカッコよくなっていく姿っていうのは、見ていてもとても気持ちがよくなる。
主人公の言葉で、私が最も好きなものを1つ選んでみた。
何でも、やる前は大変なことのように見える。
眺めているうちに壁はどんどん厚く、高くなっていく。実際には、壁は厚くも高くもなっていない。自分の見方が変わってしまうのだ。
だから、考える前にやってしまうのが一番いい。
もくじにもあるように、この本には、社会人が仕事をこなしていく上での最も基本的で大切な要素が詰まっている。
だから、この本は一度目は普通に素直に物語として読んでみて、その後でもう一度読み返してみるのがいいと思う。
2度目は、主人公に投げかけられた5つの質問の答えを、自分自身で探してみたい。そして、私なりの答えを出していきたい。
とても気に入ったし、良い本だと感じた。
ずっと手元に置いておいて、2年後3年後、仕事に悩んだり行き詰ったり壁にぶち当たったりしたときには、また再び読み返してみたい。
そんな風に感じさせる本でした。

人生を変えた5つのメール
- 濱田 秀彦
- 祥伝社
- 1260円
書評/ビジネス

