2007-08-10

『波のうえの魔術師』石田衣良 を読んで

波のうえの魔術師(文藝春秋)石田 衣良波のうえの魔術師
(文藝春秋)
石田 衣良


souiunogaii評価 

石田衣良の「波のうえの魔術師」を今日読み終えました。とりあえず、とっても面白かったです。

ドラマ「ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜」の原作ということですが、そのドラマは見ていないので、まったく予備知識なく新鮮な気持ちでこの小説に入ることができました。

物語は「世界がまるで変わってしまう一日がある。」という一文で始まります。
一人称で描かれる主人公は、大学を卒業しパチンコで生活費を稼ぐ“おれ”です。彼は謎の投資家の老人に経済・株式投資の知識をゼロから教わります。そして庶民の財産を奪い取った巨大銀行に闘いを挑んでいきます。
テーマが株式投資なのですが、難しい用語や専門知識などは全く必要ありませんでした。というか、この小説を読むことで、経済の用語や株のしくみが少しだけ分かった気がします。入門書みたいな感じです。
「お金儲けはいけないことですか?」と誰かの言葉を頭に浮かべながら、銀行vsおれ の勝負の行方にドキドキしながら読みました。

私はあんまり小説は読まない(というか本を読まない)人間なのすが、そんな私には「読むのが面白い、早く先が読みたい」と思えた本は久しぶりでした。
テレビではよく見る石田衣良さんですが、小説を読むのは初めてでした。でも、この本を読んでファンになりました。なんていうのか、登場人物一人ひとりや町の風景なんかの表現がとっても上手だなと思いました。


ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜 フジテレビ
ドラマ化されたその番組のページ

ビッグマネー〜浮世の沙汰は株しだい〜 DVD-BOX
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